ガルガル期はいつまで?産後ママの情緒不安と私が試した対処法

育児

はじめに

6年前、初めての妊娠したときから出産まで、妊娠にかかわるすべてのことが初めてで、

何かに取り憑かれるように些細なことで検索魔になっていたあの時。

妊娠中に気を付けること、食べていいもの悪いもの、取るべきサプリ、妊娠線予防クリーム…

いろんなものを調べ上げて、出産間近になるとインスタで出産レポさんざん見漁る日々

これでもかというくらいたくさんの情報を手に入れていたので、とにかく「出産がゴール

くらいの気持ちで出産に臨みました。

いざ無事に出産が終わって、産後ハイになりながら翌日からは母子同室生活が始まりました。

その日からお見舞いの親族が来るわ来るわ。

かすみ
かすみ

え、ちょっとまってめっちゃイライラするんだけど

なんで今部屋に来るの??

とにかく病院の人以外が受け入れられず、お見舞いの家族が嫌でたまりませんでした。

抱っこさせて」「写真撮って」の言葉には殺意すら沸くくらいのイライラ

あまりにイライラするため自分の両親には何かと理由をつけて帰してしまった日もありました。

でも、何に対してどうしてこんなにイラついているのかわからないし、

誰かに相談するという発想も産後ハイで皆無だったから
なんかめっちゃイライラするのなんで…私おかしい?」と、ひとりで悩みました。

それが産後のガルガル期ということを知ったのは産後1か月くらい経ってからでした。

この記事では、私のリアルな体験をもとに、これから出産を迎えるママ・パパに

ぜひ知っておいてほしい「産後ガルガル期」について、

メカニズム・体験談・対処法をわかりやすく紹介します。


ガルガル期ってなに?

■ ガルガル期の意味と由来

「ガルガル期」とは?
産後のママが異常に神経質・攻撃的になる時期のこと。
まるで動物が「ガルル」と唸るようなイメージから、SNSを中心に広まった言葉です。

  • 医学的な正式名称はなし
  • でも多くのママが経験する“産後あるある”状態

■ なぜ起こるの?原因はホルモンと本能

産後の女性は、ホルモンバランスの激変により“防衛本能スイッチ”が入ります。

具体的には、

  • オキシトシン(母性ホルモン)の作用で「守るモード」に
  • 睡眠不足&体力消耗でストレス増大
  • 小さな刺激にも過剰に反応する

私のガルガル期体験談

私は出産後、こんな風になってしまいました👇

  • 義母の「抱っこ代ろうか」の一言でガルガル発動
  • 義母が子の顔を見たくて「おはよ」と部屋の扉を開けるのにガルガル
  • 私以外の人間に抱っこされているのを見てガルガル

とにかく誰にも触らせたくない。

お願いだからこの子にあなたの口から吐いた息を吸わせないで

と、とにかく家族が嫌でたまらない時期でした。

(ちなみに私は結婚当初から旦那の実家に同居しているのであまり自分の思うように動くことも出来ず、というストレスもかなりありました。)

かなり些細なことで攻撃的になる自分が怖くて、「私ってこんな性格だった?」と自己嫌悪の日々。


でも今振り返ると、完全に“ガルガル期”だったと納得しています。


どう乗り越えた?私なりの対処法

あまりのガルガルっぷりに私自身も精神的に疲れてしまい、特別な用事がない限りは

部屋に子供と閉じこもって、極力旦那以外の同居家族とは顔を合わせないようにして

過ごすようになっていました。これは一時的には効果的でしたが、逃げるだけじゃなくてしっかり

現状に向き合ってみようと、対処法を考えました。

✔「これはホルモンのせい」と受け止める

私が悪いんじゃない、これはホルモンがそうさせてるんだ
と思うだけでも、ちょっと楽になりました。


✔ 夫への伝え方を変えてみた

  • 感情的になる前に、LINEで冷静に伝える
  • 「今話すとキツくなっちゃいそうだから、あとで話すね」と一旦距離を置く

お互いの感情が落ち着いてから話すだけで、喧嘩や些細な言い合いの頻度は

かなり減りました◎


✔ 一緒に知識をインプットしておく

  • 出産前に「ガルガル期」の存在を夫婦で共有
  • 育児系YouTubeを一緒に観て、「こうなるかもね」と話しておく

✔「一生続くわけじゃない」と信じる

本当に辛い時期ですが、終わりはちゃんと来ます。
私の場合は、産後10ヶ月くらいで徐々に落ち着きました。

10か月て!!と思われるかもしれませんが

やはりそれぞれの住環境などにも大きく左右されるかなと感じています。

私は同居のため、特に義母が育児に積極的で自分専用の抱っこひもを用意していたり

独特なセンスの服を買って、着せて連れていたり、と

ガルガルポイントが多くあったのが要因と心得ています。(笑)

子供が歩くようになって、保育園にも通うようになった10か月ころから

「周りを頼る重要性」を感じて、徐々に自分からヘルプを申告できるようになって

ガルガル期を脱しました。


まとめ:知っていれば、きっと優しくなれる

ガルガル期は、誰もがなる可能性がある“産後の自然な反応”です。

特に初めての育児だと分からないことがあって当たり前。

色々想定していても心や体のバランスでどうにもうまくいかなくて

全部が嫌になってしまうことだってあります。

でもね、育児をして自分も一緒に育つから。大丈夫。

自分自身で感情のコントロールができなくて育児つらいってなっているなら

一旦自分だけの時間を作って推しの動画をめっちゃ見たりお菓子爆食いしたり超寝まくったり

とにかく自分を甘やかせる時間を作ってあげてください。

少しでもリセットの時間があると心にも余裕が出てきて落ち着けるはずです。

  • ママへ:あなたは悪くない。ママという存在であるだけで尊いしえらい。自分を責めないで。
  • パパへ:ガルガルしてるママを見て「嫌われた」と思わず、ママをそっと支えてほしい。隙間時間でいいから育児のこと勉強しておいてくれると本当に頼れるなあと思えるよ。

私もこのことを知っていたら6年前の自分に教えてあげたかった!(笑)

「誰も教えてくれなかったこと」を、次の誰かに届けられたら嬉しいです🌱

まさに今ガルガル期のママも、この記事を読んで「自分だけじゃないんだ」と

思っていただけたら嬉しいですし、これから初の育児に取り組むママパパには

こんなこともあるんだなと知っていただけたら幸いです。

すべてのママパパに愛をこめて__♡

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